ボートレース(競艇)は、情報や予想通りにレースが展開するなんてことはなく、100%的中させるなんて事は至難の技です。
基本的には、情報収集をして精査する事で少しでも勝率を上げるというやり方が間違いないと言っていいでしょう。
では、どうやって必要な情報を集めて舟券を組み立てていくのか見ていきましょう。
ボートレースは断然1コースが有利
ボートレース(競艇)は第1ターンマークを先に回ることができるといった理由で断然1コースが有利です。
なぜ、先に回ることが有利かというと引き波がないといった理由があげられます。
引き波とはボートが走った後に残る波のことで、ここにハマるとボートが波によって操縦しづらくなり、減速することになります。
スタートが横一直線の場合には、1コースが先に回れる事を考えると買い目は「1-23-234」などの人気サイドでの決着となる事が多いでしょう。
選手の階級や勝率について
階級は「A1・A2・B1・B2」の4つに分かれていて、A1が最も上の階級、B2が最も下の階級となります。
この階級は勝率などの期間内の成績によって変わるもので、期間後に振り分けられます。
当然、階級が高い選手は勝率が高い強い選手という事になります。
他に階級で何が変わるのかですが、出走できるレースに違いがあります。
階級が高い選手はよりグレードの高いレースに出走することができ、逆に階級が低い選手はグレードが高いレースには出走できません。
例えば、A1級の選手で普段G1やSGなどに出走している選手で勝率が高い場合、A1級の中でも特に強い選手といっていいでしょう。
一般戦に多く出走しているA1選手は、格下相手で勝率を稼いでるとも言えるので、普段どのようなレースに出走しているかも重要です。
また、勝率には全ての競艇場(ボートレース場)での勝率を表す「全国勝率」と各競艇場での勝率を表す「当地勝率」の2つがあります。
「全国勝率」はその選手の強さを表す一種のバロメーターになりますが、「当地勝率」は少し違います。
競艇選手(ボートレーサー)は、それぞれ支部に所属していて普段は支部がある競艇場で練習しているので、水質やコースの事を把握している事から勝率が高くなる傾向にあります。
普段から使っている走りなれた競艇場なので、「当地勝率」が高い選手はそのレースでも軸となるような活躍が期待できるでしょう。